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ディジタルPLLの理論と実践
 アナログのPLL(phase-locked loop)をディジタルで扱う事を主題に、アナログPLLでの設計を元に、その内容をどのようにディジタルに変換していくかを数学的理論を元に解説致します。
3章では、実際にディジタルで組んだPLLのプログラムをDSP評価ボードを使用しまして、PLLによる周波数の変動を音程の変化によって体験できるような内容となります。
(販売中資料の内容「ディジタルPLLの理論と実践」に沿ったセミナーとなりますので、事前のご購入をお勧めします。尚、当日会場でも販売致します)

     アジェンダ
1. アナログPLL
  1.1 PLLの系
    1.1.1 位相比較器
    1.1.2 ループフィルタ
    1.1.3 電圧制御発振器(VCO)
    1.1.4 分周器
  1.2 ループフィルタ抜きのPLL伝達関数
  1.3 ループフィルタ
    1.3.1 ラグフィルタの伝達関数と周波数特性
    1.3.2 ラグリードフィルタの伝達関数と周波数特性
  1.4 PLL全体の周波数特性
    1.4.1 ラグフィルタを使ったPLL全体の伝達関数と周波数特性
    1.4.2 ラグリードフィルタを使ったPLL全体の伝達関数と周波数特性
  1.5 PLLの過渡応答特性
2. ディジタルPLL
  2.1 PLLの系のディジタルでの扱い
    2.1.1 位相比較器
    2.1.2 ディジタルループフィルタ
    2.1.3 電圧制御発振器(VCO)
    2.1.4 分周器
  2.2 ディジタルループフィルタ
    2.2.1 ラグフィルタのz変換と周波数特性
    2.2.2 ラグリードフィルタのz変換と周波数特性
  2.3 ディジタルループフィルタの係数導出
  2.4 PLL全体の特性
    2.4.1 ζ=0.05での特性
    2.4.2 ζ=0.317での特性
3. ディジタルPLLのC言語によるプログラムでの実現
  3.1 PLLの各系の実現
    3.1.1 位相比較器
    3.1.2 ディジタルループフィルタ
    3.1.3 電圧制御発振器(VCO)
    3.1.4 分周器
  3.2 入力信号の生成
  3.3 PLLの実現
    3.3.1 分周比=1(ζ=0.05)
    3.3.2 分周比=1(ζ=0.317)
    3.3.3 分周比=2


     受講対象者等(下記何れかに該当する方)
1.これからPLLを業務で使用する入門者の方
2.アナログ/ディジタルPLLの基礎を身に付けたい方
3.制御理論/信号処理の基礎を身に付けたい方
4.微分積分が少しでもわかる方
5.C言語が少しでもわかる方


     講師の紹介
講師       (有)SPシステム 本山 安燮
実績       これまで電気メーカーにて、ファーム開発,DSPファーム開発を
          担当。現在も引き続き、組み込み機器の開発に従事。
主な資格    中学, 高等学校 数学教員免許
          旧第二種情報処理
          ディジタル技術検定 2級 制御